2010.1.11.mon
第67回 フレッシュさんいらっしゃい 今日成人式を迎えたみなさん、そしてとうの昔に成人式を迎えたみなさんこんにちは。今年晴れの2回目の成人式を迎えた三田佐代子ですが何か?

ということで9日土曜日のSアリーナでは成人式に合わせて(ということなんだと思う)、去年デビューしたばかりのフレッシュなレスラーの皆様がゲストにおいで下さいました。
写真左から大日本プロレスの橋本和樹選手、大日本プロレス塚本琢海選手。私挟んでDDTの高尾蒼馬選手、DDT伊橋剛太選手です。
そもそもゲストの皆さんを両手に私が真ん中にいるのがおかしいって話ですが許して下さい。まあほら成人式2回目だし。ピースサインイタすぎ。

まず最初に96年の開局当時の映像が流れ、これでフレッシュさんたちに軽いジャブをかまします。全く誰得なんだって映像です。まあ私が見たかったんですが。
                    こ れ は ひ ど い

別に強がりでも何でもなく、この頃に戻りたい…という気にさせないえげつないファッションセンス。そして化粧。そしてこのパツンパツンのほっぺた。フレッシュさんたちも「おおぅ」と声を挙げることしか出来ず、約一名「いや、今とあんまり変わりませんよ」とおっしゃったOPG界隈の方がいらっしゃいましたが、どっちにしてもあまり嬉しくないから。ちなみに96年当時ときたら、

高尾:8歳ですね。外で遊んでました。
伊橋:12歳かな。もう体重が70キロありました。
塚本:4歳です。年中(ねんちゅう)さんの頃です。
橋本:同じく5歳で年中さんですね。

ねんちゅうさん…。何と大日本のお二人は脅威の平成生まれ! 西暦に直しても1990年代! ていうか成人式は来年です!

まず4人の皆さんにそれぞれ簡単なプロフィールを書いて頂いたのですが、高尾選手の特技が「新体操」、伊橋選手の特技が「コーラ一気飲み」なのは1月3日のかくし芸プロレスをご覧になった方ならそれが何を意味しているかはよくおわかりだと思います。伊橋選手のスポーツ歴が「陶芸部」とか突っ込み所はいろいろあったのですが、一番気になったのは大日本塚本選手(オレンジタイツ)の特技の「小型車両系建設機械運転業務特別教育」。なにその長さ! 調べてみたらばこんな資格で、3トン未満のショベルカーやブルドーザーが運転できるらしい。しかも何とこの場で伊橋選手もこの資格を持っている事が判明。使えるぞ、この資格。大日本やDDTならいつ何時何が運命を変えるかわかりませんからね! 夢の特車対決!

デビュー戦の映像では伊橋選手の巨体が踊るムーンサルトに大日本勢が感嘆の声を挙げます。「この体格でこんなに飛べるなんてうらやましいです」と語る塚本選手ですが、実はあのムーンサルトはOPG道場で飯伏選手に「ちょっとやってみな」と唐突に言われたのがきっかけというから驚きです。さすが、伊橋選手(とマイケル)に無茶させることにおいては右に出るものがいないゴールデン☆スター。※危ないですから皆さんは絶対に真似しないで下さい。たとえ飯伏選手に無茶ぶりされたとしても、ですよ。

1月3日のDDTかくし芸プロレスでは、やはり新人の谷口智一選手(もと大阪府警第二機動隊第三中隊第一小隊爆発物処理班)と組んで5分近くある新体操の演目を披露した高尾選手。事の発端は谷口選手の方から「高尾くん、一緒に新体操やろうよ!」と誘われたっていうから人は見かけによりません。ていうか何でDDTってそんな新人ばっかり入ってくるんだ。高尾選手によれば、谷口選手の知り合いの新体操のプロ(?)にちゃんと振り付けも曲も考えてもらい、丸一日猛特訓したそうです。本番では総合司会の鶴見亜門さんに「長いよ!」と言われ、本番終わって先輩方に「新体操どうでしたか?」と聞きにいっても「長いよ!」しか言ってもらえなかったという高尾選手。「さすがにこれは長いんじゃないかと思いませんでした?」と聞いたら、「はあ。まあでも新体操のプロの人が考えてくれたのでこれでいいんだと信じてやりました!」と素敵な笑顔で。うん、間違ってないよー。いいよいいよー。

各団体の先輩方から新人さんへの激励のメッセージが放送されたのですが、DDTは高木大社長と中澤CEO。大日本からは小鹿社長と李日韓レフェリー、河上隆一選手。

メッセージの内容はちゃんと聞いてみればDDT首脳陣の方が厳しく、「お前らはまだ俺らの足を引っ張ってばかりでまだまだだ!競争は厳しいぞ!」てな具合だったのですが、何せ例のかくし芸プロレスで日曜6時半の主役をおやりになった直後のインタビューでまだ口紅やらほお紅やらが残ったままだったので、どうにも説得力が。高尾・伊橋両選手も「はあ、すっごく良いことは言って頂いているのはわかるんですがやっぱり口紅にしか目がいかなかったです…」と。その後の大日本首脳陣のインタビューがとても暖かく慈愛に満ちたコメントだったので、塚本選手と橋本選手は「こんなこと面と向かって言われたことないので嬉しいです」と感激していたのですが、何故かDDT勢は凹んでいて、「同じ社長なのに全然違う…。この違いはなんなんでしょう」と悩んでいました。カラーの違いよ! それだけのことだから安心して! 小鹿さんも高木大社長も無茶なことでは変わらないから大丈夫!

その後は「男色質問箱」と題して何故か男色ディーノ選手がフレッシュさん達に質問を。

男色第1問)最初に自分のお金で買ったCDは? あ、佐代子はもちろんレコードでいいわよ。

ちょと!何で呼び捨て! もちろんレコードですよ当たり前じゃないですか。この質問は私も結構好きで、ジェネレーションギャップを計るのにとても適したクエスチョンだと思うのですが予想以上の結果に。

三田:ゴダイゴ「ビューティフルネーム」(1979年)
橋本:エレファントカシマシ「今宵の月のように」(1997年)
塚本:HOME MADE 家族の何か(2005年くらい)
高尾:Kinki Kids「フラワー」(1999年)
伊橋:布袋寅泰「ギタリズム」(1988年)

どうですかこの世代間ギャップ…。ビューティフルネームからHOME MADE 家族まで26年くらい差があるんですから。ていうかついこないだじゃんそれ! 期待を遙かに上回る結果にクラクラきていたところ、最後に伊橋選手が全部持っていきました。
袋布!

男色第2問)初めてのチューは? 佐代子はもう50年くらい前のことよね。

高尾:中2の時、家でゲームかなんかしていて。
伊橋:高校生の時、9歳年上の人と土手で。
塚本:幼稚園の時、カーテンに隠れて。
橋本:幼稚園の卒園式の時、隅っこで。

なんだこの早熟ぶり…。お姉さん固まりましたよ。しかもみんな思い出がリアル過ぎる!

男色第3問)今日の下着の色と形は?

塚本:グレーのボクサーパンツ。
橋本:青のボクサーパンツ。
高尾:紫のボクサーパンツ。
伊橋:ジーンズ(ノーパン)。

今時はみんなボクサーなんだねえ。もうブリーフとかトランクスって子はいないんだねえ。ちなみにディレクターから超厳しい指示が出てやむなく高尾選手のチェックをいたしましたが、鮮やかな紫色でした。

男色第4問)まあこの世界に入ったからにはみんなどうせいずれはアッチの世界にいくんだろうけど、今のうちにグッとくる女性の仕草を聞いておくわ。

橋本:さりげなく髪を耳にかける。
塚本:僕に気づいて小さく手を振ってくれる。
高尾:めっちゃ笑顔でピースサイン。
伊橋:斜に構えて投げキッス。

いずれもミタが一回試してみましたが、金八の物真似になったりいまどきのピースサインのやり方がわからなくなったり危うく放送事故ギリギリになったりしたので本当にすみませんでした。

まあ終わってみれば私だけがとても楽しかった、みたいな大変視聴者の皆さんには申し訳ない展開の1時間でしたが、フレッシュさんの個性がよくわかるSアリだったんではないかと思います。新人だろうと容赦なくかくし芸をやらせるDDTは、この先もやはり自己プロデュースが何より大事になってくるはずです。そして若手がとにかく充実している大日本勢は、まずはDダッシュの舞台から誰が飛び出していくか。いずれデスマッチのリングに足を踏み入れる選手も出てくるんじゃないかと思います。

更に大日本とDDT、共に関係も良好な団体ですから、三部の計なんかで今後同じリングに上がるケースも多々出てくるはず。そこで何か、この日一緒に出演したことが生きてくると嬉しいなと思います。とにかく同じ団体であれ近い団体であれ、同世代に張り合えるライバルがいるということが、プロレスラーにとってどれほど幸せなことかというのは諸先輩方が証明してきてくれていますからね。

まあ若い皆さんのエキスを充分に私も浴びたところで、3度目の成人式まで頑張るぞー、おー。

Profile

三田佐代子
三田佐代子 Sayoko mita
  • 生年月日:1969年8月5日生まれ
  • 血液型:A型
  • 出身地:神奈川県小田原市

慶応大学卒業後、1992(平成4)年テレビ静岡にアナウンサーとして入社。 報道・スポーツ・バラエティなどあらゆる分野で活躍し、テレビ静岡の看板アナウンサーとなる。 より一層の飛躍を目指し、1996(平成8)年3月、同局を退社しフリーとなり古舘プロジェクトに所属する。 その後はプロレス専門チャンネル初代キャスターに抜擢。 現在、年間100試合以上の取材観戦でレスラー顔負けのアグレッシブさを見せている。 その他レポーターやMC、執筆活動など幅広く活躍中。 サヨコアリーナPLUSは、業界でもファンが急増中。