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第20回 バティスタ様来日!
こないだ日曜Sアリキャスターのあべちゃんにいきなり、「ミタさんが夢に出てきたんですよ」と言われました。「どんな夢だったの?」と尋ねると「私がミタさんに何か相談をしたみたいなんですけど、ミタさんがきっぱりと『大丈夫、天山広吉選手がいるから平気だよ』と言うので何かそれで安心しました」と言うではないですか! 何でだか知らないけれど確かに私たちには天山広吉がついているからきっと大丈夫! 「それって天山くらいヒドい目に遭ってる人もいるんだから元気出しな、って意味なんじゃないの?」ともっともな解説をする方もいたのですが、とにかく天山選手、私たちのためにも元気になってまたリングで大暴れしてください。
さて6日金曜日にはWWEのスーパースター、バティスタ選手にインタビューさせて頂きました。確か2003年の来日公演の時、エボリューション(HHH、フレアー、バティスタにオートン)のファンイベントがあり、その時ご一緒させて以来です。
これまでWWEが来日した際、ファンイベントの司会を何度かやらせて頂きました。そこで接したスーパースターはいずれも本当に人間的に素晴らしく、魅力的な人たちでした。
日本のコーヒー牛乳が大好きで、「中でもあの黄色と茶色のヤツが一番好きといって嬉しそうに紙パックから直接飲んでいたジョン・シナ。
日本の化粧品はパッケージが可愛くて値段もお手頃で本当に大好き、といって、「どこに可愛い化粧品が売っているかしら?」と聞いてきたガーリーなモノ大好きなチャイナ。
予定していた選手が来られなくなり、トレーニングの途中でジャージ姿のままイベントに飛び入り出演してくれたレネ・デュプリ。
もう時間がないから、と急かすエージェントに「僕は最後の1人までサインをするよ」と言って自らイベントの時間を延ばしてくれたカート・アングル。
プレゼント抽選会が終わった後、最前列に車椅子の男の子が座っていることに気づき、「彼に何かプレゼントをするものを」と急きょ手持ちのパンフレットにサインをし、自らステージを降りてその子にパンフレットを手渡してハグしていたエディ・ゲレロ。
そしてそんなエディを見て涙していたトーリー・ウィルソン。
少ない時間の中でも彼らと接していると、プロとはどうあるべきか、世界を代表するエンターテイナーとして彼らがいかに努力しているかを、毎回痛感させられました。
ここ数年はケガで欠場がちのバティスタ選手ですがあの肉体とオーラはさすが。日本のボーイズたちの中にもバティスタの肉体に憧れて身体を鍛えている選手も多いので、そんな話もお伝えしたいなと思っていました。
腕に「天使」のタトゥが入っていたり、飼っている犬に「サケ」と「スモウ」という名前を付けていたりと日本が大好きだという噂なのですが、あの入場シーンが相撲の土俵入りから来ているというのはホント?というあたりを聞いてみました。
バティ「ああそれは本当だよ(笑)。相撲を見るといつも凄く力強くて感動するんだ。あの四股を踏むポーズに影響を受けて入場のパフォーマンスを考えたよ」
日本でスモウキャラのレスラーというとどうしても大相撲出身者かアンコ型のレスラーと決まっているのですが、あんなマッチョなスモウレスラーがいてもいいと思う! バティスタには是非大関時代の千代の富士関を見せてさしあげたい。
31歳という遅いデビューだったバティスタを、今の位置まで引き上げてくれたのがHHHとリック・フレアー。どのレスラーも言うことですがHHHがバックステージでいかに他のレスラー達から尊敬されているかを、バティスタも語ってくれました。
バティ「初めてレッスルマニアに出ることになった時、HHHがアドバイスをしてくれたんだ。『まずゆっくり会場を見渡して、お客さんの顔をきちんと見ること。そして急がずに花道を歩いて、このイベントに参加している一瞬一瞬を感じることだ』って。それは本当に体中に電流が走るくらい素敵な出来事だった」
フレアーにはどんなアドバイスを貰ったんですか、と聞くと何でだか大笑い。
バティ「ここで言えることは殆どないなあ。まあ有名人には噂はつきもので、大抵は根も葉もない嘘ばかりなんだけれど、フレアーに関してだけはどんな噂も本当だと思っていいね」
やっぱり! リアルネイチャーボーイ! 何年か前に20歳近く年の離れた女性と3度目の結婚をしたのが話題になりましたね。その6年前のエボリューションイベントの時にもいきなり私の顔を見るなりネイチがウィンクしたのでどう対処していいのかオロオロしました(考えすぎ)。ネイチを先頭に、HHH、バティスタ、オートンとみんなビシッとスーツでキメていて、もうどんなスーパースターだかゴッドファーザーだかって感じの格好良さだったんだよなあ。
今はTNAで活躍しているクリスティ・ヘミーがWWEディーバとして来日した時に、「昨夜はどこかに遊びに行きました?」と伺ったら、頬を上気させて「もちろん、フレアーが私たちみんなをロッポンギに連れて行ってくれたわ!」と力説していました。ネイチはきっと世界中どこに行ってもそうなんだろうな、と思わせるにふさわしい説得力でした。
この仕事をしていると家族や友達に会えなくて辛い思いをすることも多いけれど、人生は楽しまなくちゃ、そう教えてくれたのがネイチなんだと、そうバティスタも語っていました。
今回の来日はゆっくり出来そうですか?と終わった後の立ち話で伺ったら、「いや、日本を発ったら次はフィリピンとニュージーランド、オーストラリアも廻るから時間はあまりないんだ」と話していたバティスタ。ケガの回復次第だとはおっしゃっていましたが、7月のツアーに間に合えばまた是非日本にいらして頂きたいです。
しかしそれにしても今回一番びっくりしたのは、一緒に行ったディレクターが事もあろうにROHのロゴ入り帽子をかぶっていたことです! 確かに彼はサムライのディレクターの中でも海外に行くことが多くまあサムライで海外に行くとしたらそりゃあWWEじゃなくてROHなのは確かだし、別にバティスタに会う時だけじゃなく年がら年中その帽子をかぶりっぱなしなわけですが、それにしたって、ねえ。
バティスタに「My name is…」と自己紹介する間もなく「Oh,ROH!」と突っ込まれて「イ、イエス」としか言えなかった彼でした。そりゃ世界の王貞治がアメリカ行って現地のインタビューに答えようとしてその相手がいきなり阪神タイガースのキャップをかぶっていたら「おい、何でタイガース?」と突っ込まざるを得ないだろうな、という話です。
Profile
- 生年月日:1969年8月5日生まれ
- 血液型:A型
- 出身地:神奈川県小田原市
慶応大学卒業後、1992(平成4)年テレビ静岡にアナウンサーとして入社。 報道・スポーツ・バラエティなどあらゆる分野で活躍し、テレビ静岡の看板アナウンサーとなる。 より一層の飛躍を目指し、1996(平成8)年3月、同局を退社しフリーとなり古舘プロジェクトに所属する。 その後はプロレス専門チャンネル初代キャスターに抜擢。 現在、年間100試合以上の取材観戦でレスラー顔負けのアグレッシブさを見せている。 その他レポーターやMC、執筆活動など幅広く活躍中。 サヨコアリーナPLUSは、業界でもファンが急増中。