2009.2.2.mon
第15回 プヲタの神の子、中邑真輔選手の巻。 アルシャビンのアーセナル移籍がなかなか決定しなくて苛々している三田佐代子ですこんばんは! イングランドプレミアサッカーに興味のない方は完全に置いてきぼりの話題で本当に申し訳ありませんが、プロレスの5分の3くらいの熱烈さで欧州サッカーを観ているわたくしにとって、昨夏のEURO2008で見たロシア代表チームのキャプテン、アンドレイ・アルシャビン選手の鮮やかすぎるプレイはその思い出だけでしばらくご飯が食べられるくらいの素晴らしさでした。素晴らしいプロレスの試合と素晴らしいサッカーの試合は、それを見ているだけでカラダの隅々までその素晴らしさが染み渡って血液がサラサラ流れていく気がするんだけれど、この感覚わかって頂けますかしら…。そのアルシャビンがヨーロッパのビッグクラブに移籍するとかしないとかずっとそんな噂に振り回されてきましたが、どうやら今度こそ本当に、アーセナルに移籍するらしい…とかいわれはじめて早数週間、まだ決まってないってどういうこと?! 移籍期限は2月2日、早く決めちゃってベンゲル監督! 画像はそのアルシャビン選手です。可愛いでしょう(この童顔で27歳、2人の子持ち)。

ちなみに3月までJCBホールでロシアのニクーリンサーカスが公演しているので、後楽園ホール界隈では今かなりの確率でロシアン美女に出会えます。全く関係ない話ですが。

閑話休題。今回は皆さんが大好きな「プヲタの星」、中邑真輔選手です。デビュー戦が日本武道館、1年4ヶ月で史上最年少のIWGP戴冠に格闘技戦と、その恵まれたルックスもあってプロレスファンからするとちょっと遠い存在だったのはもう過去のこと。1年前にサムライTVでOAされた「プロレスクイズ王決定戦」でそのプロレス知識をいかんなく発揮されてブッチ切り優勝、頼まれてもいないのに長州小力の物真似までやっちゃって、選ばれし神の子は俄然、私たちプヲタの星になったのです!

「いやあミタさんがあんまりプヲタプヲタ言うから、最近プロレスファンの皆さんの距離が近い近い(苦笑)」
「え、何か気まずいことでもありました?」
「気まずくはないですけど、こないだの展覧会の時に僕ずっと会場にいたんですけど、大学の同級生でプロレスファンの元井美貴が遊びに来てくれてる時にかなり遠くから来たっていうプヲタの方が居合わせて、『キタ━(゜∀゜)━!!!!! 中邑真輔と元井美貴さんダ!』っていういかにもな反応で完全に声が裏返ってましたよ」

わかるわあ、その気持ち(裏返ってる人の方の)。デビューから即エース路線で、私たちから遠い存在だと思っていた新日本プロレスの救世主が、私たちと同じプヲタだとわかった時のこの喜ばしさときたら! 俺らの仲間内からスーパースターが出た!っつう喜ばしさなんですよね。

で、今回中邑選手がいらしたらどうしても確認しなくてはならないことがありました。

「中邑さんこないだのドームでの三沢・杉浦戦なんですけど、試合中に眉毛ワイパーやりませんでした?」
やりましたよ(平然と)。」
「や、やっぱり!!!」

説明しよう。1.4東京ドームでの中邑・後藤組vs三沢・杉浦戦で、中邑選手が三沢選手のエルボーをガシガシ喰らった後、人差し指で自分の眉毛を悔しそうにピッピッとぬぐったんですよ! わたくし見逃しませんでした! これは絶対御本人に確認しなくてはとずっとずっと悶々としていたのですが晴れてその機会が訪れ、しかも本当にやっていたとわかってものすごーくすっきりしました。「ただ誰も気づいてくれなかったんですよ!」とひどく残念そうでしたが。

ドームの記念グッズの「ライガー20周年記念Tシャツ」を見れば「やっぱり最初の獣神ライガーが一番カッコいいですよね」と嬉しそうにし、「マシンニットキャップ」があればそれを手にとっていそいそとかぶる中邑選手は、いかに御本人がちょっぴり困っていようがやっぱり愛すべきプヲタの星! まああんまりスターに対して「ヲタ」呼ばわりもどうかと思いますし、中邑選手はあくまでも新日本プロレスを、そしてプロレス界をみんなに憧れられる場でありたいと願っています。新日本プロレスに入りたくて、青学時代のレスリング選手権を当時スカウト部長だった木村健悟さんが視察に来た際には気づいて欲しくて健悟さんの前をわけなくうろうろしたのに声をかけてもらえなかったという中邑選手。あれだけの身長を持ち青学の主将だった中邑真輔青年に気付かない健悟さんもまあある意味健悟さんらしかったのかもしれませんが、今年の契約でももっと若い優秀な人たちに新日本を受けてもらえるような、そういった環境作りをして欲しいと会社にお願いしたとおっしゃってました。「何で飯伏くんとかウチを受けてくれなかったんですかね?」と悩む中邑選手でしたが、まあ飯伏選手はDDTだったからこそ本屋やキャンプ場や鉄工所で破天荒な魅力を爆発させ、ケニー・オメガという心の友にも出会えたんだから良かったんだと思います。

2月15日の新日本両国大会では、棚橋vs中邑のIWGP戦が行われます。終生のライバル同士である棚橋選手と中邑選手ですが、考えてみれば学プロ出身であることをカミングアウトした棚橋選手と、プロレスファンの中邑選手が、業界の至宝であるIWGPを争うなんていい時代になっていたんですね。これからも努力次第で(ここ大事)、夢見るプヲタが団体のトップに立てるかもしれない! やれば出来る! Yes,we,can! 第2、第3の中邑少年が業界の門を叩く日を待っています。

おまけ。中邑選手がこよなく愛する「中邑家秘伝の餃子」ですが、コツは干し椎茸の戻し汁で餃子を蒸すこと! これは目からウロコでした。挽肉と干し椎茸はもう買ってあるので今夜こそ作ってみます。

Profile

三田佐代子
三田佐代子 Sayoko mita
  • 生年月日:1969年8月5日生まれ
  • 血液型:A型
  • 出身地:神奈川県小田原市

慶応大学卒業後、1992(平成4)年テレビ静岡にアナウンサーとして入社。 報道・スポーツ・バラエティなどあらゆる分野で活躍し、テレビ静岡の看板アナウンサーとなる。 より一層の飛躍を目指し、1996(平成8)年3月、同局を退社しフリーとなり古舘プロジェクトに所属する。 その後はプロレス専門チャンネル初代キャスターに抜擢。 現在、年間100試合以上の取材観戦でレスラー顔負けのアグレッシブさを見せている。 その他レポーターやMC、執筆活動など幅広く活躍中。 サヨコアリーナPLUSは、業界でもファンが急増中。