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最近のコラム
- 2012.1.28.sat
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第68回 交流戦(小野寺力)
こんにちは。
小野寺力です。
今月の「KO打撃ックス!」は、
新日本キック、MAキック、藤原祭り、レベルスの試合を中心にお届けします。
中でも注目は、1月15日に行われた新日本キックのメインイベント。
蘇我英樹×駿太の再戦です。
前回は駿太のホームリングで組まれたこの交流戦。
前半、強打の蘇我がダウンを奪い、中盤から駿太が追い上げ逆転の判定勝利。
非常に競った試合内容で、判定をめぐってサポーターが乱闘寸前にまでなった試合でした。
そして今度は場所を新日本キックのリングに移してのこの再戦。
予想に違わぬ大激闘となりました。
試合展開は番組でご覧いただければと思いますが、
普段交わらない強豪選手が団体のメンツやプライドをかけて闘う交流戦は素晴らしい。
今一つの階級に何人もの日本王者が存在しているキック界。
日本一と胸を張って言える状況ではありません。
誰が一番強いのか。
選手本人もファンも皆、観たいのです。
私自身も現役時代、交流戦で前田憲作さんや佐藤孝也さん達と闘い名を上げました。
その団体の王者となり、同団体に相手がいなくなれば他団体の選手と拳を交え、切磋琢磨し、タイのトップに挑んで行けば良いのです。
交流戦に至るまでには色々と問題があるかも知れません。
ただ、選手のモチベーションが上がり、ファンも注目する。
そして今回の蘇我×駿太戦のような大激闘が生まれる。
キック界に取って素晴らしい事ではありませんか。
選手、ファン、そして団体関係者の皆で盛り上げられればと常に思います。
今後もキックボクシングをよろしくお願いします。
小野寺力
2012年も立ち技が熱い
「KO打撃ックス!#7」
詳しい放送情報はコチラ
- 2011.12.16.fri
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第67回 2011年総括(小野寺力)
皆さん、こんにちは。
小野寺力です。
皆さんに取ってこの1年はいかがでしたか?
K-1や戦極がイベントを開催出来なくなったりもしましたが、
キック的には石井宏樹がムエタイ王座を4度目の挑戦で獲得したり梅野源治の現役ムエタイランカー越えなどなど
本来キックの悲願である打倒ムエタイと言うテーマがメインになった年でありました。
来年はどう言う流れになって行くのか非常に楽しみです。
さて、今年も残り僅かとなって来ましたので、
今年1年、サムライで放送された試合の中から私が選ぶベストバウと3試合と
最優秀選手、新人賞、技能賞を勝手に発表しちゃいます。
まずベストバウトから。
3位:ボーウィー・ソーウドムソン×トビー・イマダ
名勝負製造機ボーウィーが、昨年のS-CUP準優勝者トビーと
乱打戦を繰りひろげて打ち勝ち、首相撲の技術でトビーの投げから逃れ判定勝ち。
ボーウィーはもはやムエタイ選手ではなく、立派なシュートボクサーです。
2位:梅野源治×ウティデート・ルークプラパーツ
今年1年で最も成長した選手と言えばこの梅野以外いないでしょう。
とは言えこのウティデートはそう易々と勝てる相手ではありません。
その選手に勝ったことは物凄いことですし、何よりその内容が素晴らしかった。
ムエタイ現役トップランカーに一歩も引かず、競り合い、競り勝ち、そしてKOで倒す。
技術、気持ち、身体能力、そして若さ、どれも無限大の可能性があります。来年一番楽しみな選手です。
でもこの階級には他にも良い日本人選手が多数いますので、梅野に続く事を願います。
1位:石井宏樹×アピサックK.Tジム
これしか無いでしょう。
日本キック界の悲願であるムエタイ王座獲得。
世界に王座はいくつもあります。ですがタイの王座の価値や権威には遥か及びません。
本物の究極の王座です。それを石井が獲りました。しかも判定で。
判定で勝つことが難しいムエタイ。今まで誰もなし得ていない判定での王座獲得は本当に凄いこと。
しかもこの王座、外国人選手で獲得した4人全てが防衛出来ていません。
来年3月に予定されている初防衛戦、何とかクリアをして欲しいものです。
その先にはタイでの防衛戦や2階級制覇など夢は膨らみます。
さて続いて新人賞。
新日本キック・フライ級王者の江幡睦
新日本キック・バンタム級王者の江幡塁
この二名です。
本来、日本王者ですから既に新人の域は出ているかも知れません。
ただこれだけ団体があり、王者が乱立している状況ですからね。
まだ若く、将来性を買ってこの二名に決めました。
今後は他団体の王者との試合を期待します。
さて次は技能賞。
これはタイのジョムトーン・チュワッタナです。
本来なら日本人選手に決めたいところですが、
K-1王者の大和哲也を相手に見せた距離、タイミング、立ち位置、精度、スピード、
ボクシング技術、目の良さ、華麗さなどなど唖然とさせられた試合を見せられては・・・。
タイのスーパースターの技術はとんでも無い水準でした。
次点でアンディ・サワーも考えたのですが、総合的に見てジョムトーンに決めました。
ただ、あの右クロスや勝負所の詰めは世界トップクラス。来年の活躍も期待できそうです。
そして最優秀選手ですが、これは石井宏樹にさせていただきます。
過去3度の挑戦失敗、再起戦でのKO負け、内臓破裂をおこして手術・入院。
ここから這いあがり見事タイトルを獲りました。
でも試合は王座決定戦。
チャンピオンから奪ったわけではありません。
だからこそ防衛をしっかりして、真の王者となって欲しいですね。
と、言うわけでベストバウトや各賞の発表を勝手にしましたが、
来年はどんな試合が行われるのか、どんな選手がトップ戦線に食い込んでくるのか楽しみです。
2012年も「KO打撃ックス」、立ち技格闘技にご期待ください。
小野寺 力
2011年の立ち技総決算!
「KO打撃ックス!#6」
詳しい放送情報はコチラ
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