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この週末はプロレスを3つ観戦しサッカーを4試合テレビ観戦するという大変な充実ぶりだったのですが、おかげで少々記憶が混乱しております。インドネシアの土地をプレゼントしてくれるのはサー・アレックス・ファーガソンだったっけな? 永田さんが飯塚さんのアイアンフィンガーをかいくぐってハットトリックしたんだっけな?
そんな週末の最後に飛び込んできた素敵なビッグニュース。
大森さんが、プロレスのリングに帰ってきた!
昨年8月に「プロレス界と距離を置きたい」とZERO1-MAXを退団、それから一切の表舞台から消えてしまった大森隆男選手。「引退するわけじゃない」と言いつつ、いつまで休業なのか、それがいつになったら終わるのかが全くわからず、このまま大森さんに会えなくなってしまうのかな…と思っていたこともありました。
初めて明かす話ですが、実は去年の10月、大森さんに会いにいきました。正確に言うと大森さんに会いに行ったわけじゃなく、大森さんの奥様が金沢で経営されている旅館に泊まりにいったのです。もちろん「サムライTVの三田です」とわざわざ言って伺ったわけではなく、普通に予約を取って、普通に旅行として訪ねました。
もちろん大森さんの奥様とも初対面だったのですが「あら、もしかして…?」と言われて「サムライの三田です」と自己紹介したのです。すると奥様から、
「今日、いるんですけれど会います?」と。
もちろんそれが誰を指しているかは明らかだったので、「もしお嫌でなければご挨拶だけでも」とお願いしました。
ほどなくしてちょっと髪が伸びた、でも元気そうな大森さんが姿を現して、
「どうしたんですか三田さん。こんなところまで僕をいじめに来ましたか?」
と笑顔でいきなりキツい冗談を言うので、嬉しくてちょっと泣きそうになりました。
東京と金沢を行ったりきたりしていること。トレーニングは続けていること。シリアスな話はせず、金沢の名所や奥様との出会いのお話なんかを交えてひとときお喋りをし、「じゃあゆっくりしていって下さい」とお辞儀をし、大森さんは帰っていきました。
大森さんに会えたらいいなあ、と心のどこかで思っていたことは確かなので、元気そうな大森さんに会えたのはとにかく嬉しく、プロレスの話は全然しなかったんだけれど、きっとまたいつか大森さんは私たちの前に姿を現すだろう、その時までこの日のことは誰にも言わずにいよう、そう決心したんです。
そしてその日がようやく、今日やってきました。
新日本プロレス後楽園大会のセミファイナル、中西学選手の試合後に、突如私服姿の大森隆男選手が花道から現れてリングイン。どよめきの中、無言で中西選手に右手を差し出し、一瞬間をおいて中西選手がその手をがっちりと握り返しました。何も言葉はなかったけれどそれは、私たちの大好きな大森さんが、プロレスラーとしてリングに帰ってきた瞬間であり、そして私たちの大好きな伝説のワイルド・チャイルドが再び向かい合った瞬間でした。
マスコミ陣にもノーコメントでバックステージに戻った大森さんとは対照的に、中西選手は饒舌でした。
記者:大森さんが帰ってきたことで、またタッグ結成ということでしょうか?
中西:なに? 何言ってるかわからんよ。
記者:(ややおびえながら再び)大森さんとまたタッグ結成ですか?
中西:声が小さい!
というやりとりの後、
中西:先のことはわからへん。わからんけれど、あいつの帰ってくるところはリングしかあらへん。いっぺん辞めて戻ってくるんやから生やさしいものじゃあらへん。そりゃ嫌なこともいろいろあったろう、海外でも辛い思いもしただろうけど、覚悟を決めて戻ってきたんやから俺がとことん付き合ってやる。何ぼでも付きおうてやるよ。
とおっしゃるではありませんか! 中西さんがとことん付き合って下さるって、何て心強い!
この先すぐワイルドチャイルド結成なのか、それとも闘っていくのか、それがいつからなのか、まだまだわからないことはたくさんあるけれど、大森さんがリングに帰ってくることは確かなんだと思います。またあのアックスボンバーが火を噴く時がやってきた!
いつもスタジオにいらっしゃる時は私がいじめっこモード全開なのに、金沢では大森さんにうまいこと言えなかったので、その借りも返さないといけませんからね。いずれまたスタジオに来て頂ける時がきたら、これまで通り本領発揮で大森さんとトークを楽しみたいと思います。
大森さん、お帰りなさい!
「金沢の宿 由屋るる犀々」 から見た景色。金沢は犀川のほとりにあり、本当に素敵な宿です。
Profile
- 生年月日:1969年8月5日生まれ
- 血液型:A型
- 出身地:神奈川県小田原市
慶応大学卒業後、1992(平成4)年テレビ静岡にアナウンサーとして入社。 報道・スポーツ・バラエティなどあらゆる分野で活躍し、テレビ静岡の看板アナウンサーとなる。 より一層の飛躍を目指し、1996(平成8)年3月、同局を退社しフリーとなり古舘プロジェクトに所属する。 その後はプロレス専門チャンネル初代キャスターに抜擢。 現在、年間100試合以上の取材観戦でレスラー顔負けのアグレッシブさを見せている。 その他レポーターやMC、執筆活動など幅広く活躍中。 サヨコアリーナPLUSは、業界でもファンが急増中。