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皆様素敵なバレンタインデーをお過ごしでしたでしょうか。今年はタビ(雄猫9ヶ月)にチョコレートを「いる?」と見せたらダッシュで逃げられたミタサヨコです。かつて憧れの先輩にチョコを渡そうと校門で待ちかまえていたものの渡せず、こっそり後をつけたものの「では次の曲がり角で」「いやこの交差点を渡ったら」とタイミングを逸しまくり、気付いたらその先輩の家の前まで来てしまい結局渡せなかった悲しい過去! ていうかこれを今やったらストーカーになりますから要注意! 結局自分で食べたあのチョコはいたく苦かったよ…。意外と奥手だった少女時代のわたくし…。
そんな2009年の2月14日はみちのくプロレス新木場大会! サスケ・飯伏組vs佐藤兄弟という、どう考えてもただでは終わらない組み合わせというだけでなく、「場外カウント100までOK」という特別ルール! これは確実にお外に出る、ということでいそいそと走りやすい靴に運動しやすい格好、準備運動もバッチリでやる気充分でまいりました。
案の定佐藤兄弟は二手に分かれ、どちらかがサスケさんを、どちらかが飯伏選手を捕獲してヒドい目に遭わせ、あっという間に新木場1stRINGの外へ。もちろんお客さんも相当数が会場外に出て、写真を撮ったり走り回ったりとみないい大人が楽しそう。しかし楽しい時間が過ぎるのは早く、トイレに連れ込んだり駐車場で壁にぶつけあたりしているうちにあっという間にカウント100! そもそもカウントを100も数えるのもめんどくさいだろうと思いますが、会場内に残っていらした須山さんによると「ちゃんと数えてたよ」とのことです。
両者リングアウト、の裁定にお客さんの乾いた「えー」の声が響き渡り、「そんなワケねえだろ!」と当然のごとく再試合。あれ今度はもしかしてリング内で決着が着くのでは?と思われるほどに真面目に試合をしていた4人ですが、やっぱり我慢できずに場外に出てしまい、今度は更に遠くに。
私はまた性懲りもなく走って新木場から道路に出て、日向寺選手や宇田川広報の「道路に出ないで下さい!」という絶叫の中群衆と共に恵・飯伏ペアについていきました。何やらコンビニで買い物をしたらしい秀選手が「ガリガリ君と肉まん買ったぞー!」と誇らしげ。ガリガリ君はやっぱりあの世代には定番なんだろうな。冬だけど。
日向寺選手が何故か一般の車両まで誘導していたりもうカオスな中ようやく1stRINGに戻ると、1台のタクシーが! どうやら秀・サスケペアはタクシーの中で乱闘をしていたらしいということがようやくわかり、どたどたと選手やらレフェリーやらカメラを構えたサムライTVスタッフ魔太郎やらが降りていった後、「あのう、領収書頂けますか?」と料金を払う羽目になったのはその場にいた精霊(レイ)選手でした。可哀想すぎる。
更に車の上から飯伏選手がムーンサルトしたり九龍が運転するワゴン車にサスケさんがひかれたりしているうちに2度目のカウント100が数えられ、やっぱり両者リングアウトになったのでした。神々しい飯伏選手のお姿。私のズーム機能のないGR2デジタルだとこんなもんです。
「やりすぎだろ!」という佐藤兄弟が「そろそろ日本の3カ所に埋めてある卵がふ化する頃だな」と予告すると、サスケさんはいきり立って「今度は飯伏君、怪獣だそうだ! 一緒に倒そうぜ」とヤル気に満ちあふれています。いったいどこから怪獣という単語が…?と気になったので、バックステージのコメントをどうぞ。
サスケ:死ぬかと思いました…。今度は怪獣だそうだから飯伏くん、やれるのか?
飯伏:やれます。
ミタ:あの、お言葉ですが卵からふ化するのは本当に怪獣なんでしょうか?
サスケ:うん、わたくしの読みでは怪獣だと思っています。
記者:鳥とかは虫類という可能性も?
サスケ:鳥? 鳥ですか? うーん…
飯伏:(かなり割り込み気味に)怪獣です(断言)。
サスケ:そうだよ怪獣だよ!
飯伏選手の珍しく強引な発言で卵から出てくるのは怪獣に決定しました。
更に佐藤兄弟のバックステージでは。
兄弟:どうやら卵がふ化するらしいぞ!
ミタ:(ここでもしつこく)あのうサスケさんは怪獣だと決めつけていましたが怪獣でいいんですか?
兄弟:あいつが怪獣だって言うんだから怪獣なんだよ! サスケの脳内で行われていることは全部現実になるんだ! だからあいつが怪獣だって言ってるってことは怪獣が出てくるんだよ! もういいだろうこれくらいで!
それにしても今年の契約更新で「怪獣ビッグバトルに出たいです」と言っていた飯伏選手の願いが早くも叶うことになるとは、引きが強いと申しましょうか何と申しましょうか。
しかしこの試合のインパクトが強かったのはまあ当然として、第3試合で行われたハヤトvs日向寺のシングルも良かったです。若い2人が、何の飾り気もないけれど気迫と心をぶつけあった試合をするというのはみちのくの未来にとって本当に喜ばしいこと。「あいつが強くなっていて本当に嬉しい。俺とかあいつが頑張っていかないとプロレス界の未来はないと思うんで」と誇らしげに語るハヤト選手の横顔は輝いていました。
まあとにもかくにも若手の頑張りは輝かしいし、春になれば怪獣はふ化するし、今年もみちのくプロレスは2本柱が安泰です。今度サスケさんにお会いしたら怪獣の想像図を描いて頂こうと思ってます。
Profile
- 生年月日:1969年8月5日生まれ
- 血液型:A型
- 出身地:神奈川県小田原市
慶応大学卒業後、1992(平成4)年テレビ静岡にアナウンサーとして入社。 報道・スポーツ・バラエティなどあらゆる分野で活躍し、テレビ静岡の看板アナウンサーとなる。 より一層の飛躍を目指し、1996(平成8)年3月、同局を退社しフリーとなり古舘プロジェクトに所属する。 その後はプロレス専門チャンネル初代キャスターに抜擢。 現在、年間100試合以上の取材観戦でレスラー顔負けのアグレッシブさを見せている。 その他レポーターやMC、執筆活動など幅広く活躍中。 サヨコアリーナPLUSは、業界でもファンが急増中。